僕と彼女のゲーム戦争
記事を描いている最中にWPのアプリがクラッシュしたので縮小(´Д` )
10日に発売された電撃文庫の新刊「僕と彼女のゲーム戦争」読むつもりは無かったのですが、ついつい読んでしまったので感想など。
一巻では主人公とヒロインの出会いから、ゲーム部への入部と大会への参加書かれています。(続刊するようです)
主人公は根暗の部類で、陰鬱とした日々を送っていますが、ふとしたきっかけでヒロインの在籍するゲーム部に入部してゲームに触れ、チームプレイへでの戦争へと進んでいく過程を通してヒロインと仲も進展していくような話です。
タイトルからは、主人公とヒロインのゲームバトルのような印象を受けましたが、主にシューティング系で高校の部活としてチーム戦をして行くようです。
ゲームも実名で登場しており、ニヤリとする描写もあります。
著者は実際にゲームをやったうえで描写しているということで、プレイ描写はそれなりで、脳裏に画面が浮かぶ程度には描写もきっちりしていました。ただ、物語の冒頭でFPSの常勝チームになって戦っている描写がありましたが、著者本人は常勝チームプレイヤーなんでしょうかね。やっているゲームによる差はあると思いますが、若干違和感を覚えました。自分は一部では名のしれたFPSゲーマーなので圧倒的勝利というものがどの様なものであるかをよく知っていますので(^^;;
まあ個人的にこだわりのある部分なので、まあ普通の人が読む分にはとくに問題ないと思います。
肝心のヒロインの性格はツンデレでは無いですが、方向性的にはツンデレでしょうか。お嬢様設定ですが、くどい感じはせず無難な性格です。
が、顧問の先生が濃すぎて引きました。声優と結婚がどうとかいってきます。ちょっとクドいですね、この設定が生きている印象も特に無く、減点です。著者は声優マニアなんでしょうかね。
さて、
銀河お嬢様伝説以来の電撃文庫でしたが、まあ面白かったと思います。
読むつもりが無かったにもかかわらず、途中で読むのを止めずに一気に読んでしまったあたりが物語ってくれます。
人気が出てアニメ化されたりすると、それはそれで困るんですが(財布が)、本屋で見かけたら手にとって見てください。(まあ、アニメ化は難しそうな構成ですが)
今ならまだゲマズ(ミニ色紙)ととらのあな(しおり)で特典がついてくると思います。
ではまた。
>声優マニアなんでしょうかね?
呼びました?w
最近のキャスティングは偏った感じがするんですがどうでしょう。