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CTOMS 2NDLINE

バックパックシステム紹介第一弾。

ということでカナダの装備メーカーCTOMSの2NDLINE PACK SYSTEMを紹介したいと思います。

ということで、これ。
[2NDLINE PACK SYSTEM. Main Pack with External Module]
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2NDLINE PACK SYSTEMは多様性、カスタマイズ、モジュールにフォーカスした設計の次世代メディックパックです。つまり、衛生兵用のバックパックというわけです。
車両や屋内などでの行動を効率的に行えるようにロープロファイル形状となっており、内部レイアウトはモジュールを組み合わせて自由にカスタマイズ可能な感じ。
サイズは高さ50Cm、幅35センチ、厚さ10センチですが写真はMain PackにExternal Moduleを合体させた状態のもので、厚さがほぼ2倍の20cmになっています。
素材は500デニールのコーデュラーナイロンで、1000デニールに慣れているとややペナい感じです。
メディックパックといえば、以前Tactical TailorのM-5 Packを紹介した事があります。
ちなみに〜ラインとかいうのは、簡単に言うと、1stが最低限必要な装備で、ピストルとかいろいろ。2ndが銃とかベストとかの類。3rdがヘルメットとかさらなる装備という感じに重要度的に分類してあるものです。コミケでたとえるなら、1stが財布、2ndがマップとバッグ、3rdがイスや帽子みたいなイメージだと思います。わかりやすいですね!
では、こいつの詳細を見てみましょう。

[背面]
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背面は8チャンネル7行のパルスとベルクロで、Main PackもExternal Moduleも同じ仕様。

[右側面]
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側面は、2チャンネル9行のパルス。ただ、External Moduleは一番上のパルスがない。
あとは接合用のファステックス。
こちら側を上にして持つためのハンドルも付いている。
ジッパーは、下側まで完全に開ける用になっている。

[左側面]
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基本的には右側に同じ。ただ、収納部のジッパーの終端はこちら側にあるため、左側をあけることは出来ない感じ。

[正面]
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クイックリリース機能付きのショルダーストップ。
体と接する部分はメッシュ素材になっている。
左右ストラップを連結するパーツや、腰固定用のパーツは無い。

[合体解除]
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手前がMain Pack。後ろがExternal Module。
各パックは独立して運用できる。
Main Pack側にはオプション接続用のジッパーが上下端に設置されている。

[キャリングハンドル部分]
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ペラいナイロン1枚だが、180度回転されていて割と持ちやすい感じ。
External Module(右側)についてるファステックスは何に使うのかイマイチ不明。

[ジッパー]
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信頼のYKK製。反転ジッパーになっていて好きな場所からあけられる。あと、謎のラバー素材で握りやすい?

[ショルダー部分]
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やや頼りなさげなショルダーストラップだが、本体とは二カ所で接続される形になっているので問題ない。

[ショルダーストラップのクイックリリース機能部]
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CTOMSのサイトを見ると、ここのパラコにアナルビーズみたいなヤツが付いていて握りやすくなっている。マイナーチェンジされたのだろうか?

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パラコードを引っ張ると一瞬で外れる。
この部分は金属製なので耐久性があり安心だが、不意に引っ張らないようにしなくてはならない。

[底側]
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右がMain Pack、左がExternal Module。
Main Packには9チャンネル2行のパルス付きだが、External Moduleにはパルスは無い。

[上側結合用ジッパー]
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ジッパー結合部はこんな感じ。

[下側結合用ジッパー]
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割と脱着しづらい、ただ、頻繁に脱着を繰り返すモノでもないのでこんなものか。

[External Module 背面]
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External Packにはさらにパーツを接合する機能はないため、ジッパーは付いていない。
パルスの構成はメインパックと同じ。

[External Module 正面]
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もっとも際があるのがこちら。
External Moduleは薄型のショルダーストラップで、簡易機能のためクイックリリース機構等も無し。
ショルダーストラップがペナいので、重いモノを入れてしまうと痛そう。
あとメッシュ素材ではない。

[Mein Packの収納部]
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Main Packの内側。サイズは高さ50Cm、幅35センチ、厚さ10センチです。
ちょうど良いサイズですね。

[External Moduleの収納部]
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External Moduleの内側は、Main Packと全く同じスペックです。なお、Assult Packは厚さが薄い模様。

[使用感]
さて、どのように内容物を入れるのでしょうか。
各種医療アイテムを小分けするためにのポーチなどがInternal Accessoriesとして用意されているので、そちらを自由に組み合わせて使いやすいように配置して使うのが本来の使い方ですが……。

ということで……チラッ。
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はい、オチが見えたでしょうか。

ババァ〜〜ンッ!
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サイズ的には、ちょうどA&Jの抱き枕カバーパッケージ(横33x縦40Cm)をそのまま突っ込めるサイズなのですね。
枚数的には10枚らいまで重ねられる感じ。
枚数が少ない時用に、伸縮するベルクロなどで固定できるようにしておけば、効率的な抱き枕カバー運搬システムができあがるのです。別途プラケースに入れたうえで、このパックに入れるのも良いですね。
購入予定数にあわせて拡張パックの有無を洗濯していけばかさばらずにすむ感じです。
実戦投入はまだ先ですが、いろいろ楽になってくれそうで期待が高まります。

そんな感じで、とりあえず今回のレビューはここまでです。 
CTOMSのパックシステムのレビューが見たくてここまで見てくれた人、すんません。
でも、このサイトはこういうところでなので、懲りずにまたきてください。

ではまた。