W F 1998 Winter


2月7日

お決まりの前日搬入を行っているため比較的遅めに入場しました。
とりあえず、ブースには設置するような代物は無いので、10時の開場を待ちました。
いつもの事ながら、9時30分を回るころには行列が出来始めました。浅ましいなァなどと考えはするものの、所詮ねたみと悔しみます(爆)
しかし、やはりいささか問題ある行為だと思いますが。
さて、いよいよ10時の開場です。どワーッと人が流れ込み、走るなというアナウンスが流れますが、彼らの耳には届きません。南無。こけてブースを破壊したらどうしましょう…。コワ〜。
時間がたつにつれ、場内はだんだんと人で埋め尽くされていきますが、待てど暮らせど売上はさっぱりです。
ついに不況の波が私たちにも押し寄せたなどと社会情勢のせいにしてはしてみるものの、ブースからいってやる気無さが感じられますので、その原因はあきらかに自分にあることは明白です。
見られた方はご存知ですが、ほとんど素置きです。しかも、表示版(キャラ名、価格)があまりにも小さく見えないのです・・・
次回は、3段ぐらいの飾り棚を用意したいと思います。などと、設置のせいにしていますが、本当はキットがカス級なのが最大の原因でしょう。
とりあえず、売上無しは避けられましたが(^^;
と、まあ反省はさておき、他のディーラーへと目を向けますと…。
いましたいました。ものすごいディーラーがいました。
朝から晩まで化粧をしているだけという。なんとも凄まじい光景(爆)
シャネ○の袋から山ほど化粧品を出して塗りたくっていました、眉毛を描いたり、まつげをカールさせたり・・・
しまいには木工用ボンドを顔に塗っている!?
とおもいきや、展示用のアスカ(EVA)を製作している模様。結果的に、何も展示、販売されることはありませんでしたが。まあ、かなりの間ブースを留守にしていたりもしましたので当然かとも思いますが、いったい彼女らの目的は何だったのでしょうか。
と、こんな調子で2時まで自ブースに居座った後、重い腰をあげて取材に行くことにしまし、A001からぶわ〜っと片っ端から見ていきました。その成果が左の写真です。ディーラー名、ブース位置、キャラ、作品名も調べておきました。次は価格や再販情報なども調べます。
しかし、こうやって片っ端から(時間の関係上A〜Bまででしたが)見ていくと、同じガレージキットといえど、ピンからきりまであるものだと、つくづく感じました。良い意味でですが。
思うに、フィギュアはもとネタに似ていれば似ているほど良いのでしょうか?アレンジは邪道なのでしょうか?
まあ、2Dのものを3Dに変換する時点で多少の矛盾が生じるため、そっくりそのままとは行かないでしょうが、そのキャラクタの雰囲気やなにかが感じられれば良いのではないでしょうか?
実際のところ、ものの見方は十人十色。より多くの共感が得られるものが生き残るのでしょうか。 などと、素人がいくらほざいたところでやっぱり上手い人は上手いのです。わたしなど足元に及ばないほど。
毎回ワンフェスが始まる時に、もっときちんとやれば良かったなどと感じます。
回を重ねるごとに大きくなっていくWF。今後抽選になるそうで、努力が報われるのも運次第ということになってしまいそうです。
だからといって、努力を怠っていては今までと同じになるでしょう。
次回に向けて、良い教訓になったWF99冬でした。
最後に、撮影許可を下さったディーラーの皆様。ありがとうございました。
写真、文責:SS


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